323 面白南極料理人 西村淳著

料理人というのはなんとすばらしいエンターティナーなのだろうか。
南極という限られた食材で料理を作り、
そして食事をとることの極みのようなところで、
西村さんはそれをしている。
それはおそらくぼくたちだって同じなのだろう。
限られた時間や場所、食材などを選びながら、
食事をとることになる。
そこでは絢爛豪華な食事ではなく、
率直でてらいもなく、健やかな食事。
この人の言葉を読みながら、
また調理された食事を想像していると、
腹一杯な笑顔とご飯をもらって、
昨日の分も、今日の分も、そして明日の分も、
笑っていきたくなるねー。