岡本太郎生誕百年。

岡本太郎さん生誕百年!太陽の塔」が居た、
それは明らかに人格形成に関与したと思う。
あの前に何度立っても慣れず、名付けようのない感覚になる。
俺としては一種の、そして一生の儀式みたいなものかもしれない。
太陽の塔明日の神話岡本太郎さん、
あの全部が正解(肯定)でもあるし、
全部が不正解(否定)なようでもある、
なんだろなこのパラドックスは。公も私も置いて、フリーなんだよな〜。
二律背反な死と生を自画像として描いてる。詩的でも物語的でもある。
だから何度時代から逸れてもそこに在るんだよなあ。
岡本太郎さんの凄さは自尊心の折られっぷり。
何度折られても蘇生している生命力は凄い。作品も含め。
たくさんの本や映画などを何故観るかと聴かれたら、
太陽の塔をはじめてみた時の感覚にめぐりあいたいから。