311 ビートルズ リマスター版

ついにビートルズのリマスター版が出ましたね。
ビートルズというのは誰もが知っているバンドなのに、
でもぼくたちは多くを知らないんでしょうね。
ぼくもはじめてビートルズを聞いたときに、
なんだか知らないけど好きになった。
今回もリマスター版になって、
音がきれいになったとか諸々とあるのだろうけど、
でもやっぱりなんだか知らないけれど、
好きになったのです。
その楽天的で肯定する感じっていうのが、
ビートルズの濃縮した感じじゃないだろうか。
つまりはひっくるめて、いいじゃないかっていう、
態度がいいよね。
だからって、
侘び寂びがないわけじゃないよね。
その侘び寂びもひっくるめて、いいじゃないか、
なんだよね。
世のなかを嘆いたり、浮き沈んだりっていうのは、
どの時代だってあるわけで、
それでも楽天的で肯定する。
そういう大人がいるうれしさ。
また彼らが作った曲を共に聞いている人たちがいるうれしさ。
するとなんだか知らないけど、
にんまりとお互いに笑ってしまうよね。