301 三谷幸喜監督 マジックアワー

喜劇(コメディ)もそうだし、
三谷さんも主役が色んな理由で一つの信念とか、
自分への信頼を持ちながらまわりを巻き込んで行って、
そこでトラブルとかもありつつ、
頭でっかちじゃない納得の仕方をするのがいいわー。
そしてだれもこの映画じゃ死んでないんだよなぁー、
それがすごく好き。
当然のことながら三谷さんは映画好きだなぁーって思った。
普通の映画監督ならしない手法を、
脚本家でありながら映画が好きだから考えてやったシーンが、
たくさんあるし、
脚本家なら書かないシーンもあるから、
映画監督にしっかりなって仕事してるなぁーって思った。
例えば、
顔をひきつらせたりして笑ってまうシーンがあるんだけど、
そこで面白い顔をしてひきつらせることもできる、
脚本を信じて、しっかりと顔をひきつらせてるのが役者の仕事でもあり、
監督への信頼ですわ。
それと笑いが起こるシーンで次の展開に行く間を置いてたりするのは、
監督として勇気持ってやってる証拠だし、
それって余裕が出て来てるからだと思う。