287 名波浩引退

少しまえのことになりますが、
サッカー選手の名波浩が引退されました。
体格や足の速さが優れているでもないけれど、
柔軟なプレイスタイルには魅了されました。
サッカー中継されていて、
もしくは競技場で、
見たい選手はたくさんいて、
派手さなどで惹かれる選手もいるけれど、
彼は異質で、
彼のサッカーは見ていて、
とてもほっとする。
凄みや優秀さの選手にはない、
チームや見ている観客も和ませる力がありまりたね。
謙虚さとじっくりと腹を据えた中にあるおもいっきりのよさ、
日本人らしさが嬉しくなるんですよ。
スポーツって、
ルールとルールの間には、
ズルさや無理する怖さみたいなものがあったりするけれど、
自分の出来る事を知っていることと、
謙虚に広げるイマジネーションが好きでしたね。
サッカーだけじゃなくて、
実は他のところでもそれはあると思うんだよな。
チームメイトはもちろん、
家族や友人なんかもそうだし、
相手に対してだって、
「いっしょになんかやろうよ」って、
言ったり、言われたりしながら、
何事も進めたりするものだけれど、
「言わなくてもわかる」ってこと、
それと意外と見逃したりするのが、
「言ってわかる」ってことだよなぁ。
この「言ってわかる」って、
忘れがちな気がしますしね。
「わかる」って、範疇のことって言い換えれるけれど、
言われることって、範疇から外のことのが多かったりするんだよね。
そしたら「わからなかったら、わからない」って、
なっちゃうんだよなぁ。
そんときにさ、
イマジネーションを使って、
「わかる」ことが必要だろう。
それと、
「わからないけれど、いいんじゃない」って、
堂々と思いたいね。
そういうカッコよさが彼にはあったと思いますね。