280 俯瞰ハンドル

なにを持って優しいか、
っていうのは千変万化することで、
なにはともあれこれだ!
とはなににくいおよなぁ。
人それぞれの代表例とさえいれる。
それと、
断ったり、教えない、
っていうのもだよなぁ。
二つとも親切でやらないっていうのは、
ありだと思うなぁ。
なんていうのか、
簡略化した直線図を渡すよりも、
ちゃんと周辺を俯瞰した地図を渡すために、
敢えてやらないことが大事だったりすると思う。
よく言う、
「車を運転する人」は道を覚える、
じゃないけれど、
ハンドルを相手に握らせてあげる。
すると、街角に目が行くんだよなぁ。
それらが次に行く時の道しるべになってくれることが、
後々思い起こせば嬉しいんだ、これが。
旅をしたり、
新社会人になったり、
引っ越しをしたり、
見知らぬことに出会ったり、
そういうことって、
ハンドルを自分で握ってるんだわ。
すると案内としての簡略図がありがたいって、
ふたたび思えるし、
不思議な循環に行き着くもんだわ。