274 フィギュアスケート

ウィンタースポーツのシーズン到来となりました。
これは日本の特長なのか、
それとも他の国もそうなのかって、
ことを比べるほどの知識はないのだけれど、
フィギュアスケートの選手についているコーチは、
外国人が多いのがとても気になった。
かといって如何なものかと物申すつもりはなくて、
利点が有ってのことだろうという興味から。
一つ思ったのは、
外国人の方だと、
ある種ディスコミュニケーションが元になると思うんです。
どういうことかというと、
やはり文化や言葉などが違って、
伝わらない部分が必ず出来てくる。
そこでは、相手に対する信頼が出来るかってことに、
傾けるかどうかがすごく大きい。
だからこそ成立つ没頭みたいなのがあるんじゃないかな。
通じてない、伝わないって事から考えて、
どう伝えようかって考えて、
だからこそ信頼したり、親切になったり、
工夫する力が身に付くかもしれない。
思えば、学生から大人の社会に出た時の
状態はまさにそれだと思うんです。
大人の社会に出た時の状態は、
窮屈に思えるかもしれないけれど、
実はすごく基本でもあり、大切でもある所にくっ付くんです。
環境として、その中にいると蓄えられるものが
たくさんあるんだろうなぁー。
特に個人種目なだけに、
次の場面、次の自分を知りたいっていう、
願望みたいなものがあるけど、
マンネリしないための防御装置みたいなものでね。
それを良いバランス保つことが出来るんでしょうね。
指導方法とかももちろん大事だろうし、
本人次第なのもある。
ただ、存在としてお互いの組み合わせが良いって言うのは、
あるんですよね。
時代や種目によって違うのだろうけど、
少し前だったら、
サッカーとブラジル人のペアもあるし、
すもうとハワイもそうだね。
よく歌は国境を越えると言うけれど、
スポーツにもそういうペアを作る力があるみたいだね。