245吉田戦車

なんだかよくわらないけれど好き。
素直に綺麗に入ってくることないけれど、
ゴツゴツと、ザワザワとしているけれど、
でも嫌じゃない。
苦味のような味がある。
味わった人は意識して、
苦味があると後を過ごす事になる。
けれど、
本人からするといつのまにか好きなっていたりする。
そんな不思議な漫画を描く人です。
良薬口に苦し。
まさにそんな感じで、
すったもんだあったけれど良きものになる。
だから、
一度好きになるとちょっとずつ続け読んでみたくなるんですよね。
説教がましくなく、
ちょっとヒリヒリしたりする。
ぼくたちはありがたいものを忘れるから、
そのヒリヒリがありがたいことだと知らない。
でも、
ヒリヒリがありがたいことだということを、
教えてくれることが何度かすると訪れるよね。
すると、
ヒリヒリが訪れるときが来ると、
漫然と感謝したくなるもんだ。
そういう時に成長したりるもんじゃないかな、人って。
必ずしも、そのヒリヒリがさ、
嬉しいことだとは限らないけれどね。
でも忘れな草のような切っ掛けを与えてくれます。
なんだかなぁ、や
誰にでもできるじゃないの?と思えるものが、
ためになるもんだ。