234 のどかな視線

手帳を見ていると、
当たり前だけど6月。
早いもんで5ヶ月がすぎました。
一年の12分の5ですね。
ほんと早い。
もうあっと言う間だわ。
真夏だとか、秋の話がちらほら出て来てて、
釣りでボートに乗った時に真ん中まで来てないのに対岸を考えるみたいに
正月がちらついてます。
へたすると、次の釣り(つまりは来年)のこともぼんやりと、
少なく小さくあったりもします。
目、口、耳、手足と内蔵が今を見ていて、
中越しの視線は来年を見ている、そんな感じだと思います。
大人になってくるっていうのは、そういう釣りの仕方をすると、
のどかに思ってみました。
たぶんだけど、そういう「のどかさ」っていうのは、
本やインターネットじゃないことで、
実際にどこかを歩いたり、どこかで人に会ったり、
そういう事で思えるようになることでしょう。
空気に触れてみるというのは、ホント大事です。
少しずつ増える「のぞかさ」は、
今の時代の「かしこさ」とは違うのかもしれないけど、
今日の続きである明日や明後日、
来年を楽しみにさせてくれます。
きちんと整理されてまとめられたものじゃないけどさ、
のどかっていうのはいいもんだわ。