203 整理

仕事でも、プライベートでも、
整理っているよねー。
ぼくも例外なく、この整理をやっていると思う。
得意なのかはわからないけど、自分なりのコツはある。
それは、今やるってことです。
整理っていうのは、具体的に動かす事と、
もう一つはものぐさである、自分が動くってことあると思う。
とても当たり前のことなのだけれど、
視点を離れた所から見てみると違って見える。
その一つが自分もポイントに置いてみるということ。
さらに離して見ると、散らかさない。
片付けなくても良いように、する。
つまりは、置く時に、きちんと置くということ。
これは整理するっていうと、後の時間に赴きがあるように思うけど、
その前の事がはじまる時に赴きを持つということ。
すごく当たり前にしている、
置くという作業をきちんとしてみるとすごくあっさりと片付いたりする。
後になって付け足す事よりも初期の段階からそうやって、
必要なものを見て行く作業としてやっていこうとするかどうかで、
今までと同じ名称の行為のはずなのに、レベルアップしたりする。
それは作業だけじゃなくて、
人と話すとか、写真を撮るとか、ふとんに寝るなんていう、
幅広くとらえようとするというよりも、
もっと急がば回れのような、目の前にあることから広げて考えてみるという、
たくさんものがあって余ってしまいがちな時代では見えにくいものかもしれない。
目の前にはないけれど、想定として考えたりしてみるというのは、
必要なこともあるだろう。
でも、それを追っかけすぎてしまうと、
もう想定ではないものを、想定として語られていることって、
たくさんあるなぁっと感じるんです。
想定であったものが、目の前にあることになっている時もしかり、
想定であったものが、もう消えてしまっている時も。
まずは、目の前にあること、つまりは現実と言えると思うけど、
それを一旦は見てみようと。
ごくごく当たり前過ぎて、なんだか忘れてしまいそうだからこそ、
とても思うんです。
論理であったり、想定する事だとか、想像して、考えてって、
とても大事だし、養われるスキルっていうのは大きい。
でも、まずは目の前の事を見るっていうのからはじめること。
それが無かったら空想にすらならない、
目の前にある教科書を踏んでいることになる。
そのなかには論理であったり、想像なんかが項目として出てくるだろう。
まずは、見てみよう。
映画だとか、小説でも、まずは見てみる。
これって、簡単そうできちんと見るっていうのは難しい。
生まれた頃からやっている、見るっていう、
作業とも言えないほどのこの行為を今やってみることだと思う。