189 憧れ

夢ともすごい近いと思うけど、
憧れってなんなのだろう?
人ってさ、多かれ少なかれ、
子どものときには、憧れたりする。
野球選手だったり、役者だったり、色々だろうと思う。
そういうのって、
存在として遠く感じるからこそ、なりたいと
思ったりするだなーって、思うんです。
それが、一つの人もいるだろうし、
いくつかある人もいるでしょう。
そのいくつかある人っていうのは、
子どもの頃とは違ってきて、どこかで、
慣れない事に気づいたりする。
そうすると、本当になった人に対して、
すごく尊敬したりする。
そのなった人たちが落とす光もあるだろうし、
それは多く語れてきただろうし、大切だったりする。
でも、成らなかった人が落とす光もあって、
それは言わば間接照明で、前者の直接証明があって、
両方があって舞台が出来るみたいなのが、
素敵でそういう現場って、やっぱり良い空気だろうなっと思う。
その遠い距離感とかの憧れって、
今すごく難しいんだろうな、とも思います。
なった人のことを、プロと呼んで、
ならなかった人のことを、素人といったりしますが、
その言わば、趣味と仕事の関係を、
どう見えるようにしたり、見えないようにするっていうのを、
求められたりする。
そこで何を基準にするかっていうのは、
とても難しいでしょうねー。
それが、いい意味での裏切りであったり、
サービス精神であったり、情熱であったり、
色んなものが、重なるのが大事だろうな。
それって、突き詰めていくと、
正しさっていう、いつもの定規よりも、
ちょっと枠から出てるかもしれないけれど、
信頼なのだろうなっと思います。
それって、こう受けとる側と発する側の行き来が、
素敵に行われてこそ、どちらかだけのもととして生まれるではなく、
共有の財産みたいなのだろうと思う。
だから、後とか先とか関係なく、
見た人、触れた人は、嬉しいのだろうなぁ。
時間が経って、もう一度と思える、
それも一つの憧れなのだろうし、
そういう場所や作品が出来れば嬉しい。
そのはじまりは、信頼を自分からすることだろう。