186 秘密

近頃の世の中じゃ、この秘密っていう、
存在はどこにあるのだろう。
そんな事をふっと疑問に思う。
存在、つまりは価値と言い換える事が出来るだろう。
どこに、つまりは場所、ポジション。
価値、それ自体が持っている潜在能力があってこその
エネルギーみたいなものだと思う。
ともすれば、秘密の価値、潜在能力、エネルギーは
なんなのか?
その前に、どこに、場所について、考えてみたい。
今は、残念ながら、秘密ってやつは、
闇に所属している気がしる。
残念ながらと、わざわざ書いた。
それは、本当に、秘密のせいなのだろうか?という疑問だ。
せい、つまりは「あいつのせいで失敗した」なんていう、せい、だ。
公言して実行すると、人に話しみるってことや、
人に動きをみせるってことが、秘密とは、
反対側にあるろことだと思う。
じゃ、秘密は、自分だけに約束してやってみたり、
目標を持っていることだろう。
それは必ずしも、悪いこととはぼくは思えない。
だからと言って、乱雑に秘密の反対側が悪いなんて、
言うつもりもない。
だけれども、秘密が闇にあるのは、居心地が悪い
と思ってしまう。
秘密は、自分だけに約束してやってみたり、目標を持っているいることだと、
書いた。
これは、とても大事なことだと思う。
それは、大きい小さいに限らず、
一つ一つの事を判断する時には、そうだと思うからだ。
それは、仕事のなかでも、生活のなかでもそうだろう。
結論を急ぐ必要はないかもしれないが、
約束、つまりは、守れるルールのようなものだと思う。
それを自らの判断でしていくのは、意外と難しい。
日々のなかで、出来ること、出来ないことを知る。
人との関わりやなんかも身の丈としていく。
そうやっていくなかで、守れるルールが、上手に
なっていくのは大事だと思う。
そして、背伸びをしたルールを作ることも、
必要なこともある。
現代のなかで、実は忘れられているのは、
この守れるルールだと思うのは、ぼくだけだろうか?
とても速度が求められる時代で、
なにか昔の知恵も求められている。
たしかに、その知恵はいるだろう。
しかし、その知恵と、個々のなかに秘密との、
距離感を取り次ぐことが大事なのではないだろうか。
知恵というのは、心構えのようなもののようなもの、
つまりは、前段階や後での落ち着きかたのようなもの
だと思う。
秘密は、もっと個人的な、ことだろうと思う。
そして、個人のなかから、つまりは個人だから生まれるものだろう。
それは、後々には引き継がれる価値を持っていたりする。
管理社会と言われて、久しいが、
管理って、長い単位で、考えてみると、
色々なアイデアが転がっているように見てくる。