184 取る

長い出張に行っていました。
長い出張ははじめてです。
それと、もう一つはじめてがありました。
情報が少ない場所にいるということです。
仕事なので、資料であったり、
情報源としてネットやTVを見ることは出来ます。
それと、本を数冊持って行きました。
ですが、結果的には資料会った人と話しをするのが主で、
本は少し読む程度でした。
ネットやTVは一全くと言っていいほど見てません。
あちらに行く前も、こちらに帰ってからも、
日頃からあまり見る方ではありませんが、
より見てないです。
意識してそうしてる部分もあります。
「わざわざこちらではいい」という気分で、です。
それともう一つは、
こちら(日頃)ではやはり自分が思っているよりも情報が沢山あって、
それを流しながら、取っているのだと思います。
それが、あちらでは「流す」量ではないから、
「流す」姿勢ではなくて、「取る」姿勢になるのだと思います。
これはとても良い勉強でした。
人との会話でも、一つ一つがとても入ってきます。
それは「情報」としてではなくて、「情に報いる」の方に
動かされる所がありました。
前から、純粋な情報はない、と思ってました。
そして、不純ではあるけれど、情けや報いとして、
受け取りたいというのがどこかでありました。
それが、自然として、出来た、することが出来るのは、
ありがたい経験だと思います。
本にしても、あまり読んではいませんが、
こちらでは、字として、敢えて言うと、データとして、
読みがちなのですが、
芯といいますか、言いたい事のニュアンスを受け取り、
残っています。
もしかしたら、理想的なのかもしれないです。
理想っていうのは、乱暴な言い方かもしれませんが、
出来るだけ心がけ合いって意味では、
そうだと思いますので、続けてこちらでも出来ればと思います。