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なぜこれだけインターネットが広がったのか?
素朴な疑問です。
IT革命やビジネスでの関わりは当然あるものの、
もっと違う所に理由があるのではと思っていました。
答えとしては、図書館だと思います。
日本では市町村の公共施設してありますが、
医療でのセカンドオピニオンのような役割、
つまりは訊ねたりする場所ではなくて、
勉強をする、資料を集める場所になっている
ことだと思います。
勉強や資料をするっていうのは、
一つの機能としてはあると思いますが、
司書の機能が活用されていなかったのが現状。
そこでインターネットの回線のインフラと共に、
司書の機能が出てきました。
ですので、以前に比べて何かあったときの
セカンドオピニオンが存在するようになったと思います。
そして、いままではTVと出版物(作品全般も含め)の間での
議論がニュースなどで行われてきましたが、
これがネットを含めた三角形を回るようになってきた。
ラジオなどはこの三角形から離れた所にあり、
ちょうど月のように衛星として存在している。
するとこれからは、図書館がどんな役割になるか。
TV、ネット、出版、共に無視するわけにはいかないでしょう。
図書館はつまりは本だけじゃなくて、
美術館や映画館までの範囲になってくると思います。
これは学校の役割に近いのではないかと。
視聴覚室、図書室、音楽室、美術室などを浮かべると
わかりやすいと思います。
言い換えると大人の学校です。
これは民主主義での自己責任型の社会への変化とも言えます。
知る権利やわかる権利と共に、選択する権利です。
それは選択の自由なのではないでしょうか。
どの授業をとるかは選択であり、自由だと思います。
これは大人の学校に限ったことではないと思いますが、
自由であることが仕事として、成立してくると思います。