150 2006.Music

ミスターチルドレン/しるし
声色だとか、プロモーションの映像を聴いていると
お父さんになってきたなぁって思う。
どっかでワビサビみたいなものがあるし、
それと同時に愛情がある。
アーティストに関わらず、
仕事をし始めるとよりその自分に相応しい人になろうとする。
それが30歳過ぎたあたりから現実の自身が近づいていくのだろう。
世の中っていうのはほんとに不思議で、
知れば知るほどわからない事の方が多い事を
切実に知る。
そのわからない事までも含めて、
わからない事があるけれども、
言おうとしたりする事がまた人を成長させたりするのだろうと思う。
コーネリアス/sensuous
音楽、作品が明確さや難しさがある必要はない。
ライフスタイル、音楽との関り方、物事との関係を
示すものの気がする。
それが答えや意味を成す物であったり、
またよりボーディーランゲージのような記号を
列ねられたものだったりする。
小林正史。
気持ちいい。
その感覚とされる部分はどこから来るのだろう。
自然や身体の中に流れるものなのだろうか。
この方から流れる音楽みたいに搖蕩うに知らない言葉が奏でる
ようなものかも知れません。
こういう存在までも含まれた未來は見てみたい。
宇多田ヒカル/ultra blue
人の中にある凝固まった部分、
それを解き解し柔らかくする。
人の目というカテゴリーよりも、
自分の目で見た音楽。
大村憲二。
小説の街並みを読んでいるかのように言葉から生まれてくるメロディー。
彼の心と頭を繋ぐ心象風景。
and more ・・・
っと沢山書きたいのですがこれぐらいにしておきます。
音楽に限った事ではないですが
より意味ある事と無意味な事のどちらかに興味も進んでいき、
カテゴリーだとかっていうものが無くなって行くと思います。
もっとフラクタルな感じなる気がする。
恐らく自分でもわからない大きな括りからの自己相似性があるのだろうと思います。