141 Yuki/ふがいないや

素晴らしいね。
ちょびっと果敢無くて、
でもそれ以上にポジティブさがある。
それはリリーフランキー「東京タワー」を読んでる時に
感じた「オカン」にも似てる。
でも、もっと言葉の強さがある。
母親っていうのは、本当に強いって思う。
元ちとせにも感じる。
研ナオコもそう。
子供が居て、
決断をしていて、
肝っ玉が据わっている。
だからこそ感じる理屈ではない、
心地よい喜びを与える、
仕事での決断、
人との決断、
一人での決断、
そんなの時の心地良さへのヒントになるかもしれない。
終戦時、マッカーサーは「日本人は13歳」と語っていた。
それは世界的にはまだ子供で大人になる前という事でもあり、
現在よりももっと大人で心得ていた。
社会っていうものを知り、
自らっていうものを知り、
そして生き方というのを解っていた。
敗戦し、
日本が変わると言う事に決意・決断し、
みんなが変わると言う事に決意・決断し、
自らが変わると言う事に決意・決断し、
他人 が変わると言う事に決意・決断し、
価値観が変わると言う事に決意・決断し、
生き方が変わると言う事に決意・決断し、
今の礎を積み上げてくれた人たちがいる。
経営者・科学者・発明家・作家などは
よく語られる。
だが、街中で苦渋を嗚咽する程に味わい、
そして人々と担い合いながら生きた事を
語られる事は少ない。
もっともっと語り、語れられる事を繰り返しながら、
一人だって担っているんだ!
っていう事を思うべきなのだ。