136 とりとめのない人たちのすごさ

最近感じずにはおられない。
茫然し、とらえどころなく、飄々と、淡々と、黙々する。
それはなかなかできない事だ。
一番はじめに感じたのはタモリだ。
あれだけ毎日番組出るのを長年出ているのに、飄々としている。
凄い事だ!
驕りや、調子に乗るって事無く、続けている。
キレとは違う鈍さがあるってことは凄いって事を実感する。
次に思うのは高田純次だ。
なんだあの適当さ。
流そうとしたりしてる訳でもないのに、
さらっと、淡々としている。
なのに嫌味がない。
軽いっていうのは知性がいることでさ、バランス感覚がうまいんだよなぁ。
それを計算とかでもなく、反射的にやってる、やれてるのがいいなぁ。
関根勉もちょっとあるかな。
最近じゃおぎやはぎも。
アカシヤさんま。
この人も軽い。反射的で早くて間もあって、ぶれないんだよ。
自分自身がいまだに下だって思ってるフシがあるね。
だからこそ、ドラマや舞台やってるし、
バラエティーでも型を作らないもんなぁ。すげぇや。
みなさんが揺れてて、固まらないんだよなぁ。
それこそ案山子のようにゆらゆらとしてるいるんだけど、存在感がある。
一筋縄では倒れずに、軸がしっくりしていてずーっと立ち続けている。