113 2006初め

あけましておめでとうございます。
こうやって穏かに寿ぐの言葉を言えるのはありがたいなぁ。

学生を卒業するとなかなか年始めという気がしない。
受験だ!とか、卒業、就職って節目や目標を見つめる事が少なくなる。
仕事だと、週単位だとか、月、ワンクール、さらに半年一年だとか、
って事で動いていく。
目標だとかでも、2・3年で考えたりするようになってとっても早く感じる。
一つの仕事をとっても大まかな段取りと流れでするようになる。
でもさ、よくよく考えてみるとさ、前から思うのだけど
毎日違う。
一つ、一つが違う。
流れで枠を捉えるってのも大切な事だと思うけど、
一つ、一つ、小さな刻み方をもう一度再認識したいと思う。
思ってるよりも毎日考えてる事、意識してる事、必要なこと、
得てる事、環境、見てる事って違う。
ってな事を自分でも思って、
後輩や現場に言ってはじめた今年でした。

去年の自分自身のテーマみたいなものは、
仕事でもそうだけど、
ある意味で、嫌われてもいいやって、変に好かれようとしなくていいやって、
ってのがあった。
意外とこれが難しい。
上司でも、後輩、先輩でもそうだ。
素直にやってきた。
突っ込んで言うと、バカだと思われてもいいからやろうと思ってやってきた。
結構正解だったし、吹っ切れやすかった。
人との隔たりなり、考えのズレとか、ってのが無くなる。
今年ねぇ、色々年末ぐらいから考えたけど、
情熱だと思う。
言葉では凄く説明しにくいけど、熱意だとか、そういうもの。
仕事みたり、作品みたり、人との接し方だったり見てると思うし、伝わるもの。
バカじゃないのか?って思えるぐらいに熱意だとか、
パワーみたいなものを持ってる人好きだし、
やっぱり素直にそうでありたいなぁ。
本で、社会学や心理学の本を読んだり、
文化論や人間行動学みたいなものでも勉強したりすると素直が武器なんだよ。
素直に相手の事を信頼する事。
今の時代それはとても難しいと言うよりはややこしくなってきてる。
危うさや安易さを感じるからだろう。
ただ、いつも言う事だけど、
もし、今の日本ってものをさらにして考えてみるとどうなのだろうか。
経済や政治、景気への多種の不安というものをフラットにして考えると。
景気が良かろうが、政治が悪化しようが、
暮らすという根本は変わらない。
人と付き合ったり、物を作り、そして消費する。
近頃、景気が回復とのニュースが流れるようになってきた。
それは働くって事を直視するようになったって事ではないだろうか。
景気が悪くても、良くても働かざる生きるべかざるって事を。
経済システム、国家体制とかって言うけど、
どこの国でもそうだ。
アフリカの人でも働く。
アジアでも働く。
働く、仕事をするって、人間だけじゃなくて、動物でもする。
鳥は飛ぶ事が生きる事であり、仕事。
人間は働く事が生きる事なんじゃないかな。
休みって事も色々考えたりしたのだが、
日曜に何をしてるかで決まる気がする。
どうやって平日を過ごそうや、どうやって仕事をしようや、
どんな刺激を受けたり、休息をとってるいるか。
それが長いはずの平日が楽になるかもしれない。
って、ヒントなんじゃないかって思ってる。
半年ぐらいはそれを目標にしよう。