108 坂本龍一/MR.children

05/坂本龍一
先のペーパームーンにもあったけど、
社会構造に対する反発がChasmなどのポップであるならば、
04/や05/はポップで振り切ったものから得たものだと思う。
弾いてる姿を青写真のように想起できて、そこから感じるものがある。
高級過ぎる訳でもなく、自家の水を飲むでもなく、
なんだか良い水を飲んだなって思えるアルバム。
癒しだとか、潤すなんて、有触れ過ぎてなっちゃうけど、
それを忘れて、ほったらかしにしない大切さみたいなのを感じるかな。

MR.children/I love you。
買ってしばらく置いていた。
んで、じっくり聞いて思ったのが、
人間臭いアルバムだなぁって思った。
人のどうしようものさとかみたいなのが、良い意味でも、悪い意味でも両方入ってるなぁって思う。
デビューから一旦深海までで、振り切って、そっから得た幅みたいなのとが、
混じってる。
静から動の描写でより感じるかな。
アルバム聞いて、はい終わりですじゃなくて、
そこでじゃあ何かしようかって思えるすごいアルバムだなって。
最近って言い方がどこからを指すのかわからないけど、
流れている言葉なり、重要にされてる言葉って、
Don`tばっかりで、するなで、
指し示すものが全然ない。
方向性が見えてポジティブなアルバムやなぁ。
やってみたったらいいんじゃないかなぁって思うしね。
まぁ、やって良い事の方が多いに決まってるしなぁ笑って思えたらエジャナイカってねぇ