85 岡本太郎

久々にうぉ!!っと、びっくりした話しです。
長年紛失していた岡本太郎の絵画が発見し、
海外で老朽しているので、日本に持ち帰り修復して、
恒久に展示保管してくれる場所を探すそうです。
なんだろうなぁ、個人的に、一番初めにみた芸術が岡本太郎だったので非常に親近感とクリティカルな出来事でした。
俺らより後の世代は知らない人だと思う。
あの人は何度も個としては消え去った人。
それが何度も生き返りそして広がっている不思議な人物です。
世代的にはピカソの影響が諸に受けた時代で、この人も留学した時にそのリスペクトを強く受けて、
日本で芸術を広めた人です。
今、村上隆がその後を引き継ぐ形でやっていたり、論文として残したりしています。
作品も色々作り方があるけど、
道徳なりモラルなりを筋を立てて、構築する人と、
モラルが壊れている所を作る人、
人間の元の姿を映し出す人。
岡本太郎は、三つ目の元の姿、プリミティブな所を描き続けた人です。
そのプリミティブな姿は普遍的です。幼稚だと揶揄する人もいる。
だが、その幼稚さこそが普遍です。
なので、プリミティブと幼稚さ故に、時代にさらされて殺される事もある作品です。
こないだ、友人とアートの話しになった時に太陽の塔の話しになりました。
あれは凄い人二人でずーっとその話しをしていました。
サブカルチャー、前衛芸術は、個人として、面白いものだったりする。
個と社会のバランスで言うと、個だけのもの。
行き過ぎるとエゴにも成りかねないが、実はその中にも普遍性や幼稚性があるって話しを調度していた。
そっから、数年ぶりに行くかって話しになって、今度行くつもりでした。
それで、その友人が論文を書く予定で、その時に、
彼が知り合った友達の知り合いが哲学博士、教授で、美術もできるそうで、
俺も哲学なり、宗教論、社会構造論なり、アート論、文学論の話しが出来るので、
手伝いなのか、邪魔するのか、勉強するのか解からないけど、
3者でする事になりました。
今それの準備をしつつ、仕事をしているのでかなり忙しい。。
西洋、東洋哲学や、仏教思想、キリスト教現代社会とか、
資本主義構造や、現代思想、文学論を何本か。。
他にも個々の思想とかも入れたりとか。文化論なんかもあるし。
っと言う中で、今回の情報が先に流れてきたので今そのへんも調べてる所です。