62 イマワノとユキとウルフルズとバックホーン

忌野清志郎のキングそして新盤の「ゴッド」はなかなかいいねぇ。
日本じゃ決まったスタイルみたいなものをしたら、ロックってなってるけどそうじゃなくて、
日本人みたいなもんだよなぁ。決まった形としてあるっていうよりも、
日本に居たら日本人になるっていうのと一緒かな。
いわばロック育ちみたいなもんかな。
ソロでロック、それもロックンロールするって最近じゃ見かけないけど、良いよ。
古い言い方を敢えてすると、ハイカラなんだよな。
でもしっかり芯もあるし。
ロック的には今年が50年だそうです。
バンドスタイルって事で考えたりしたらとりあえず、ビートルズで1回オチがついてて、
それがより生活的な所へ行ったりしたけど、「ゴッド」みたいに本性を出してくれるのは嬉しいね。
ユキ、ウルフルズ
YUKIはほんと頑張って欲しい。ジュリマリなんかでもそうだけど、あのポジティブさがあれば大丈夫だ。
ウルフルズはフルに戻って、よりバランスが面白いよなぁ。
渋いのと、派手なのと、ハチャメチャなのと、良い兄ちゃん的な4つが混ざってていい。
この二つは、どこまで行っても歌詞がポジティブなんだよ。
絵にしたら、やっぱりポジティブなところに戻ってくる。ブーメンなやつらだな(笑)。
なかなか出来ない。
やっぱりどっかで、ネガに行ったりするけど、それを戻すって凄い。
バックホーン。
デビューした頃から好きなバンドだが、最近より注目されている。
映画の主題歌を何曲か演奏しているが良い。
凄い芯を歌うバンドだと思う。最近じゃ珍しいよな。
カーブ投げたり、意表を突いたりとか、緩急をつけたりって、傾向があるけど、
ストレートでいいよなぁ。
それもなんだろうなぁ、妙にキレイに研磨せず、原石のまんまなんだよなぁ。
ミスチルはその原石を活かす為に、研磨するか、しないかってのがあるから好きだな。
サザンもそうかな。吉井(イエモン)も。GLAYも。
時代的にそろそろバンドの時代は終わりだと思う。
もちろん無くなるって事はないだろうけど、より淘汰はされる。
国内外数えるぐらいしか、ロックバンドはなくなってきてる。
結局、人の話す言葉の擬音と一緒で、それを道具でやり始めたのが楽器で擬音をし、
そのギターだとか、太鼓だとか、より生活的な音だとか、クラシックだとか、民族的な音だったりとかを、
擬音かしたのがテクノロジーで可能になってきているから、その変化は仕方がないのかも知れない。