59 桂文枝死去

大阪落語、上方落語を発展させた四天王、笑福亭松鶴桂春団治桂米朝桂文枝だった。
米朝が先陣切手、後に3人が続いたって形です。
文枝の弟子としては、三枝が一番弟子であり、トップで、文珍きん枝、小枝が続いてる。
松鶴の弟子が仁鶴、鶴光、鶴瓶で、
米朝がざこば、枝雀、南光、月亭の流れとして、可朝と、八方が、
春団治が小春団冶がいる。
演芸の世界じゃ、江戸落語があり、大阪を上方って言う。
元々は、江戸中期の1700年頃に京都人や大阪人が路駐に舞台を設けて、そこで自作の噺をはじめたのが起源。
だから、用語のネタっていうのは、種の事で、それが転じて、寿司の事をスシネタなんて言うようになった。
それで、江戸落語の方がネタ多くて、難しい所もあって、
長い歴史としては、江戸落語上方落語のネタが行き来してる所がある。
もちろん、それだけじゃなくて、
上方落語会は、元々は定まった小屋がなかったから、三枝が寄席小屋を作ったりとか、
江戸落語も、談志なんかが笑点なんて番組を作って見たりとかしている。
江戸落語で有名なんが、三遊亭とか、立川とかってなるでしょう。
実質は談志と志の輔とってなしまうかなぁ。
林家は上方と江戸と両方あり、三平は上方になる。
林家も、染二、染丸が居て、襲名した正蔵が看板張らないとそろそろやばい。
桂も三枝がトップで最近良いネタを作ってたり、文珍、南光、ざこば、つるべが続いてるって形になる。
三枝はTV芸に向いてないけど、落語は凄いな。1時間半話して、喜怒哀楽って、映画だよあれ。
めちぇめちゃ凄い。
つるべはTV芸上手いけど、ネタそれだけ出来るかっていうと、出来ないから、もうちょいだな。
1回ホントの落語聴いたら、今のTVの面白くないって思えるほどに凄い。
ご拝聴あれ。
文枝と言う一点の光が消えにけり、
ただその光は幻光ではなく、しっかりと焼き跡をつけるほどの光であった。
冥福を祈ります。