115 耐震偽装・東横イン問題

もう開いた口が塞がらない。
今のいろいろと問題となっている企業があるが一つの共通点がある。
それはトップダウン型である事。
社長、もしくはCEOが全権利を持ち会社を運営する方法。
去年事故を起こしたJR,
堀江のライブドア
財閥崩壊した西武、
失速し改進へ追い込まれたソニー
独壇場に陰りが見えるマイクロソフト
今回のヒューザー東横イン
企業だけじゃない、政治でも独断専行している、
小泉・ブッシュ。
はっきりと言って、トップダウンでは人や物は育たない。
断言できる。
部下に拒否権はないし、判断させる力、仕事をさせる力、
自ら行動させる力、精神的には強くならない。
経営能力と、トップで仕事するのは違う。
トップの人間は舵取り。
もうそれに尽きる。
経営は天候を読むのに似ている。
プロジェクトを上げ、そしてどうやって運航するか。
自分たちの位置や危険や目標を示さなければならない。
会社に入れるべきものを把握して、個々を把握して、
持ち場を任せてあげる。
そうやって、金儲けだけじゃなくて、
しっかりと組織を育み、
それによって辿り着くのが商品であり、
会社が持つブランドだと思う。
市場原理や、株式レートばかりに目移りしていると、
波に浚われる事になるだろう。
仕事より逃げるようにやるより、
しっかりと見つめて、携われる事に「ありがたみ」
をもう一度感じ見てはどうだろうか。